何でも屋と専門業者、引っ越しはどっちに依頼すべき?

日本では毎年のように世界の有名画家の絵画展などが開催され、その美しさに魅了されてしまいます。
美術館巡りを趣味としていると、いつも気になるのがどのように絵画を運んできたのかについてです。
数億円もするようなものを運ぶのは相当大変そうであり、自分なら怖くて体が縮こまりそうです。
そんなことをふと考えた時、もし引っ越しをお願いするとしたら何でも屋や専門業者、どちらに頼めばいいものだろうかと考えてみたくなりました。

何でも屋も引っ越しはやってくれる

何でも屋ということもあって、引っ越しも過不足なくやってくれる印象があります。
専門業者だとあくまでも引っ越しの専門業者なので、梱包と運搬などはやるものの、前の家の掃除などをしてくれない所や結構なお金がかかるケースが目立ちます。
その点、何でも屋はどんな些細なことでも取り組んでくれるので、引っ越しだけでなく前の部屋の掃除などもしてくれます。
結構お金がかかるようであれば、自分でできることを前もってやっておけばいいだけのことです。

一番大きいのは、すぐに引っ越しをしたいという場合に融通がききやすいのが何でも屋です。
仕事柄、夜しか空いている時間がないという人もいますから、何でも屋に頼むしかないというのもあるかもしれません。
また、何でも屋という言葉の響きも万能な感じにさせてくれます。
そういう意味ではちょっとした引っ越しなら何でも屋を利用すればいいのかなと思うとともに、専門業者のメリットを考えてしまいます。

美術品の扱いはどちらが上手?

専門業者にメリットがあるとすれば、それは美術品の扱いです。
微妙な温度の変化で絵画に大きな影響が出て、下手な取り扱いをすれば絵画が傷つくこともあります。
もし自分の家に高級な美術品を置いていて、それを引っ越しで動かすことになればいくら何でも屋でも、頼むことには躊躇します。
絵画の管理というのは絵画を知り尽くしたプロだからこそわかることであり、何でも屋でもそこまでのことはわかっていないはずです。
それならば、専門に扱ってきた業者にやってもらった方がいいでしょう。

何でも屋に依頼するケースは切羽詰まった場面が多く、万全を期すことができない時に助けてくれるような存在です。
専門業者は前もって決まっていて、準備をいくらでも整えられるような環境でやってきてもらう存在と言えます。
美術品を間近で見ることがありますが、自分の吐息で変なことになるのではないかと思うほど繊細なものを感じさせます。
扱いを考えれば断然専門業者ということになりそうです。